参加企業インタビュー

利府に根ざしたものづくり集団

真栄工芸株式会社

昭和42年に創業し、プラスチックの加工業から始まった真栄工芸株式会社は、現在は看板や家具の製作、内装、設計、施工などを行なっています。3代目で現代表の熊谷 一さんに、ものづくりの会社としての理念、Pocci!に参加されている想いなどを伺いました。

 

ものづくりのプロだからこその強み

昭和42年に創業し、プラスチックの加工業から始まった真栄工芸株式会社は、看板、家具、店舗の内外装の三本柱でものづくりを行ってきました。
お客様から発注を受け、実際に施工するのが主な仕事ですが、中には実現が難しい発注も。代表の熊谷 一さんは、ものづくりの会社だからこその対応をされているといいます。

「お客様がイメージしているものを、実際に作るとなると様々なハードルがあります。うちは、設計から施工・現場管理まで1から10まで自分たちで仕上げられるものづくりの集団なので、『こういう風にした方がいいものができますよ』『これはできませんがこういう形ならできますよ』といったプロとしてお客様にアドバイスをし、お客様と一緒にいいものをつくりあげていきます。」

楽しくチャレンジ! SDGsな取り組み

日々、さまざまなものづくりが行われる工場では、たくさんの端材が生まれます。
この端材は、合板製造工場でペレットになり、ボイラーの燃料としてリサイクルされています。

また、端材は加工され、ユニークなオリジナル製品にも。それが、モルックです。モルックとは、フィンランドの伝統的なゲームを元に1996年に開発されたスポーツ。木製の棒(モルック)を投げて木製のピン(スキットル)を倒して得点を競うシンプルなルールで、老若男女誰でも気軽に楽しめることから人気を集めています。

初めはお客様の要望で作ったというモルックを、そのまま自社でもオリジナル製品として製作するようになったそう。

「お世話になっている業者さんにも声をかけ、うちの社員との混合チームを作って、モルック大会も行なっています。みんなが参加できて盛り上がる、とても良いコミュニケーションツールになります。」

地域のコミュニケーションづくりに役立てられたらと、オリジナルモルックを利府町に寄贈されたという熊谷さん。そのような地域への思い入れが、Pocci!の参加へと繋がりました。

「会社として利府町に根ざしているからには、地域に貢献したい。それは社員にも話しているので、そういう気持ちはみんな持ってくれていると思っています。Pocci!は、古紙を集めて資源としてリサイクルすると共に、その何パーセントかをポイントとして寄付するというユニークな手法。誰も損をしている人がいないし、みんなwin-winの関係。三方良しの考えが好きなので共感して参加を決めました。」

「好きなことを好きなだけやってみて!」

好きこそものの上手なれ。ものづくりの現場でも同じだという熊谷さんから、子どもたちへのエールを聴かせていただきました。

「好きで続けている人は上手になります。スポーツでも音楽でも、利府町の子どもたちが笑顔で好きなことを好きなだけやれたら良いなと思います。そのために、資金面に阻まれて出来ないというのは悲しいので、好きなことを好きなだけやってもらうためにも、ほんの少しですが、我々のPocci!ポイントを活用してもらえたら嬉しいです。」

2024年、創業57年目となる真栄工芸株式会社。今後は建築工事に力を入れると共に、利府町の特産品である梨の木を使った加工製品へのチャレンジも試みています。利府に根ざしたものづくり集団の、今後のチャレンジが楽しみです。

 

 

真栄工芸株式会社の「ポッチの日」覗いてみました!

古紙を回収してリサイクルし、わずかな価値を集める「ポッチの日」。
利府町に本社を構える真栄工芸株式会社では、毎月一回のペースでポッチの日を設けています。この活動に参加している社員の皆様の声を聴いてみました。

Pocci!ポイントが、利府を豊かな町にする一助に
(総務・経理部 取締役統括本部長 熊谷人さん)

「サンクスポスターを見て、Pocci!については知っていました。利府町民劇団『ありのみ』さん、リトルリーグ野球チーム『利府ユニオン』さん、といった弊社と繋がりのある団体も応援されていましたし、そのほかの利府で活動されている団体の役に立つのであれば協力させていただきたいと思いました。
利府町は今、良い方向に地域が活性化してきています。これから町を担っていくのは子どもたちなので、Pocci!のポイントが、利府をもっと豊かな町にする一助になればと思います。」

わずかな資源がPocci!ポイントに、地域貢献につながれば
(総務・経理部主任 中鉢尚志さん)

「ポッチの日には、朝9時に株式会社サイコーさんがいらっしゃって、手際良く回収してくださいます。私は主に段ボールをまとめて出していますが、難しい作業ではないので手間とは感じていません。弊社から出る資源はわずかですが、その資源がリサイクルされると共に、ポイントとして地域貢献につながればいいなと思っています。
利府町民劇団『ありのみ』さんが、弊社代表と繋がりがあります。これからも一歩ずつ手を取り合って、素晴らしい演技ができるように応援しています。」

真栄工芸株式会社

「想いを共にカタチにします」
真栄工芸は、お客様のニーズに対応しながらレジャー&アミューズメント施設、商用店舗、飲食店等 幅広く創造・製作し、更なる向上を探求し常に改善、積極的にあくなき取り組みを続けております。
人、物、自然とのふれあいを大切に皆様の信頼に応えていきます。

「想いを共にカタチにします」
真栄工芸は、お客様のニーズに対応しながらレジャー&アミューズメント施設、商用店舗、飲食店等 幅広く創造・製作し、更なる向上を探求し常に改善、積極的にあくなき取り組みを続けております。
人、物、自然とのふれあいを大切に皆様の信頼に応えていきます。

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