地域団体ストーリー

こども食堂COCOKU~RU

こども食堂COCOKU~RU

Pocci!の支援で子ども食堂とパントリーの食材が充実 ――1万Pocci!ポイント達成団体インタビュー

Pocci!の支援で子ども食堂とパントリーの食材が充実 ――1万Pocci!ポイント達成団体インタビュー

Pocci!では、企業が古紙をリサイクルすることで発生する価値(ポイント)で、地域の子どもたちの活動を応援しています。Pocci!に登録している地域団体は、企業からの支援が1万ポイントに達成すると、7千円の支援金を受け取ることができます。
今回は、2015年から宮城県仙台市で活動をしている「こども食堂COCOKU~RU」代表の砂金亜紀子さんに、子ども食堂を始めた経緯や、Pocci!の支援金をどのように役立てているのかをお聞きしました。

インタビュアー:鈴木桃香(Pocci!学生チーム)

―― 子ども食堂を始めたきっかけは何ですか?

宮城県で子どもの支援を行っているNPO法人「アスイク」が、みやぎ生協桜ヶ丘店で学習教室を始めると聞き、何か支援ができないかと思ったことがきっかけです。実際に活動を見学した際に、子どもたちと一緒に食事を作って食べる時間を設けられればいいなと思い、子ども食堂を始めました。現在はニーズの変化に合わせ、地域の方々に向けても行っています。

―― 具体的な活動内容を教えてください。

子ども食堂を月1回、フードパントリーを子ども食堂の開催時とアスイクの学習教室の時に月1回ずつ行っています。

子ども食堂では毎回30~40食提供しています。その時にお母さんたちが子どもから離れてほっとする時間が作れればいいなと思い、子どもたちが自由に遊べる場所と、お菓子と飲み物を置いたカフェスペースを設けています。子どもたちは大学生ボランティアの方々が一緒に遊んでくれるので喜んでいますね。

パントリーは合わせて50世帯ほどに提供しており、お米や季節に合わせた食材、日用品をお渡ししています。地域の方からお米や子どもたちが使う絵本バッグを手作りして提供いただくこともあり、本当にありがたいです。

―― 子どもやお母さんとコミュニケーションを取るうえで大切にされていることはありますか?

子どもたちには目線の高さを合わせて自然体に話すことを大事にしています。お母さんたちには子育てに迷いや悩みを抱えている方もいるので、子育ての先輩として話をじっくり聞くようにしており、時には行政の支援に繋ぐこともあります。子ども食堂を運営するのは大変ですが、子どもたちやお母さんたちの笑顔が見られるのが嬉しく活力になっています。

―― Pocci!にはどのような経緯で登録されましたか?

3年前に仙台市ボランティアセンターから案内があり、Pocci!の説明会に参加して登録をしました。

―― COCOKU~RUは1万ポイントを3回達成されました。支援金は何に活用されましたか?

子ども食堂とパントリーの食費、パントリーでお米を小分けにして配布するために使用する袋の購入に使わせていただきました。支援金によって食材を充実させることができています。

―― Pocci!のように企業が地域の子どもたちを応援する取り組みが広がっていったら、地域はどのようになっていくと思いますか?

困りごとを抱えている人たちが社会との繋がりを得られるようになると思います。私たちの子ども食堂をきっかけに、子どもたちは学校に行けるようになったり、お母さんたちが行政の支援を受けて、仕事を始められるようになったという声を耳にします。企業の皆さんの支援もいただいて開催している子ども食堂が、社会と繋がれるきっかけの場所になり続けていければと思います。

―― 応援してくださっている企業の方々に対してメッセージをお願いします。

子ども食堂を運営するにあたって、企業の皆さんの支援はとても助かっています。大変かもしれませんが、ぜひ継続して応援いただければと思います。よろしくお願いします。

こども食堂COCOKU~RU

地域の子どもたちが、食事を通して生活のスキルや、コミュニケーション力など成長の一助を担えればと願い2015年12月からボランティア団体として活動をしています。コロナ禍で現在は子どもたちと一緒に食事を摂ることができないためフードパントリーに取組んでいます。

地域の子どもたちが、食事を通して生活のスキルや、コミュニケーション力など成長の一助を担えればと願い2015年12月からボランティア団体として活動をしています。コロナ禍で現在は子どもたちと一緒に食事を摂ることができないためフードパントリーに取組んでいます。

\ 支援を受けて地域を元気に! / 地域団体に申し込む