大きな掛け声で準備運動
皆さんはキックボクシングをやったことはありますか?私は初めてです。今回は、少年少女キックボクシングサークル利府の練習に参加してきました。
練習場所は利府総合体育館の武道場。私は剣道をしていたので、武道場に入ると背筋がシャキッと伸びました。一緒に練習する子どもたちや保護者の方に自己紹介をして、練習開始です。
まずは「1、2、3、4、5、6、7、8」といった大きな掛け声とともに、ジャンプ、屈伸、膝を伸ばす、アキレス腱を伸ばすといった準備運動を行いました。準備運動でも相当汗をかくため、適宜水分補給をします。
次に、ボクシングの基本の型であるパンチ、よける、しゃがむ、キックの練習を行いました。「左足を前に出して右足は引くんだよ。」と子どもたちに教えてもらい、お手本になっている子の動きを真似します。
パンチやキックは知っていましたが、よける、しゃがむといった動作があることを今回初めて知りました。初めはよける、しゃがむといった動きが上手くできず、ゆっくりと動くことすらも難しかったです。
続いて、畳に引かれている青いテープを使って足さばきの練習。お手本の子どもたちを見ながら真似して、線の上をジャンプしたり、後ろにジャンプしたりしました。
最後は、テープを挟んで足をクロスさせながらジグザグに進んだり、テープの上を片足で進んだりして準備運動を終えました。もうこの時点で私の体力は残り50%ほど。最後まで体力が持つか少し不安です。グローブをはめてミット打ち
準備運動を終え、再び水分補給をしたら、グローブをはめてミット打ちです。テレビの試合中継で選手がグローブをはめているところは見たことがありますが、実際にはめたことはなかったので、グローブを手にはめただけでワクワクが止まりませんでした。
準備運動で練習したパンチ、よける、しゃがむ、キックの型を使ってミットを打っていきます。実際にミットを打つとまた違った難しさがあり、パンチ、よける、しゃがむ、キックは思っている以上に力が必要で大変でした。
また、パンチのような上半身の動きだけではなく、よける、しゃがむといった下半身の動きも重要です。加えて、よける、しゃがむはミットを持つ人の方が私の方に打ってきます。「ちゃんとよけないと当たってしまう」——そう気づいた時、ボクシングとはただ攻めるのではなく、同時に相手の攻撃から自分を守ることも必要なんだと痛感しました。
子どもたちは慣れているのか、目にも止まらない速さでミット打ちをしていたのが驚きでした。体験練習を終えて
キックボクシングと聞くと、「けがが怖い、危ない」が私の第一印象でした。しかし、少年少女キックボクシングサークル利府の代表である阿部さんの「子どもたちの運動能力を伸ばしたい。楽しくキックボクシングを習ってほしい」といったお話を伺ったうえで体験すると、難しいけれど楽しいと感じました。
慣れない練習で戸惑ったり、速く動けないことがありましたが、無事に体験練習を終えられてよかったです。
また、練習には代表の阿部さんの他に保護者の方々も参加しているので、子どもたちは見守られながら、安全に一緒にキックボクシングができるところも、少年少女キックボクシングサークル利府の魅力の一つだと考えます。
協力してくださった代表の阿部さんをはじめ、保護者の方々、練習を一緒にしてくれた子どもたちもありがとうございました。

年中から小学生向けの利府町で活動していますキックボクシングサークルです。手足を器用に使う競技なので効率良く運動神経を伸ばすことができ、試合を目的としていないので、年齢や性別関係なくみんな楽しんで活動しております。